■2002年5月4日 STILLEN OpenHouse
ロスアンジェルスのコストメサにあるスティレン社。
AIRPORTのそばにある広大な敷地に事務所・工場・デザインルームなど全てをここでまかなっている。
その在庫量や取扱い車種は毎年拡大している。
このOpenHouseは毎年10月頃に開催されていたが今年は何故か急にこの日程に開催された。
私自身、知ったのは1ヶ月ほど前であった。
正直Zだけが集まる訳ではないので、いささか期待していなかったのは本音だけど思っていた以上にZが多かった。
もっともZはスティレン社の看板でもあるZ32だけどね!

(1) MOTORSPORT AUTOと同様に、会社の前のストリートを遮断。他社の前の道路も使ってイベントは開かれていた。多くの協賛会社も出店。それぞれのパフォーマンス、パーツや車輌を展示していた。又、当日だけの特価品も多く大型のエアロパーツまで販売されていたのでここでの買い物だけに来ても損の無いイベントである。もちろんフリー(入場無料)だよ。フリードリンク・フリーライトフードでした。

(2) おっと、こうしたイベントにはお手伝いのお姉さん達もいます。何かドアプライズ(景品)のプレゼントをやっていました。広い敷地の芝生で1日ゆっくりも出来るね。

(3) 純白のZ32NA。スティレン社のパフォーマンス車。ストラットタワーバーは2002年から販売され始めた米国製。OILキャップも米国車の定番の品。当社でも全部そろっていますよ。

(4) すっごく綺麗だったワインレッド。日本では3年ほど廃番になった色だけど米国では94年まであったかと思う。もちろんゴールドなど日本仕様には無かった色もあるけどね。カーボン製のボンネットはスティレン社製。もう1つダクトの有るタイプもあるけれど製品の仕上がり度(完成度)が素晴らしく美しかった。本当だよ。カミナリ製のフロントスポイラーとスティレン社のサイド・リアなどマッチングもグッド!!

(5) Z32NA。これもスティレン社のリアウィングやトラスト製フロントマスク、サイドなど仕上がりの良い例。車内やワイパーなど小物のパーツにも自分の個性を反映している。これもそうだけど結構日本仕様のFrマーカーLAMPがホワイトレンズなので人気があるみたい。皆さんのパーツとトレードしますか?

(6) アメリカでもあまり見かけないZ32コンバーチブル。19インチのメッキホイールが凄いけど車高も落としているので乗り心地はいかがなものかな。ちょっと写真では判りにくいけどリアウィングは今流行りのタイプ。ハイマウントストップランプも付いていたけどWウィングのスリット型。

(7) これも純白のZ32NA。日本製のエアロパーツが使われてますね。こうした個性の強いエアロはスティレン社にもあるけどトヨタ・スープラにヴェイルサイドのエアロが付けられ悪役を演じた未来映画版のスピードアクションは凄かった。

(8) 木の藪に突っ込むかの様な車を演出しているのはスティレン社の入口。後期のG20インフィニティ。オレンジ色の車は日産アルティマ。米国内専用車で現地工場で生産されている。今年のカーオブザイヤーに選ばれた名車。マキシマなど日本では販売されていない日産の良い車が米国にはある。(4月の訪米時にはマキシマの新車を使用していたけど高速道路での走りは今までの日産車とは違ってたね)スティレン社のフルエアロ仕様。もう1台はノーマル外観の同じアルティマ。みんなこうして並んでいるのはパワーチェックを受ける為。

(9) いつも陽気なグループZのメンバー達。よく飲み、よく食べ、よく笑い、僕の判らないジョークを言ってイベントを楽しんでいる。ここに撮っていないけど黄色のシャツのおじさんはZ32GTSのラジコンカーを走らせていた。僕も今度持って行くかな。2台のZはおじさんのが240Z。若いメンバーのZが300ZXですね。

(10) スティレン社の工場内。パーツの生産工場・整備・チューニング工場・梱包・出荷などの工場ももちろんこの中。敷地は道路を挟んで4ブロックもある。プールもあると聞いたけど見たわけじゃない。工場内にはもう新型のインフニティG35もメーカー車のまま置いてあった。これからエアロの試作に入ると話してくれた。担当者のショーンのデスク。彼のデスクにNew350Zのエアロが・・・! 画像は撮ってきたけどお見せ出来ない!!

(11) スティレン社の事務所の入口。いつもはZ32GTSが展示してあるけどスクーリングに使われるカート車が展示してあった。詳細のチェックを忘れてしまったゴメン。ディスプレーされているビックローターとAPレーシングのキャリパーは木製です。サイズの比較しないように。工場内や屋外でも誰とでも心良く会話をしてくれるスティーブ・ミレン氏。


(12) スティーブ・ミレン氏とワイフのジュディーさん。美人ですね。パーツのストックと検査場内でしたが屋外は人が多いのでとここで吉川氏の350Z構造画(シリアルナンバーNo75番)をプレゼントしました。何故75番かは説明いりませんね。 (13) 息子のカイル君。これで17歳とは驚き。

(14) ミレン氏のオフィスにて多くのレースシーンでの戦歴を解説してくれました。米国に来たミレン氏ははじめトヨタのピックアップレースに参戦していたとの事。ニュージーランド出身の彼が何故ヨーロッパを選ばずにアメリカでのデビューをしたのかよく質問を受ける内容のようだけど僕らにとって彼は数少ないZのヒーロー。そしてビジネスが成功した事で日本に多くのZ32GTSの彼のファンがいる事を知らせたい。(判っていると思うけど)

(15) 多くのZカーショップのオーナー達は大のミニカー好き。スティーブもご多分に漏れずミニカーのコレクター。サインを頼んだ1/43のZ32GTSを惚れこんでくれた。日産R91CPやザウバーメルセデスWestF1など彼のオフィスに飾ってありました。もちろんトロフィーもね。ちなみに彼の右腕にはロレックス・デイトナウィナーモデルがありました。今回は昨年届けられなかったM.F.L.C企画のMr.k片山氏の240Z(トミカ)をちゃんと受領証付で受け取りサインも頂いてきました。

(16) 彼のコレクション。1/43のZ32GTS。フランス・プロバンス社製でした。とっても楽しい1日でした。ミレン御夫妻にこの場を借りてお礼申し上げます。Thakyou。