■2002年7月30日 An invitation to the press premiere of the new FAIRLADY Z <PART-1>

2002年7月30日(火曜日) 新型フェアレディZ発表会 13:30〜15:30
東京有明コロシアムにて
(プレス及びフェアレディZオーナーズ・クラブの皆様)

(1) 30日火曜日は都内・隣接する高速道路共に朝から渋滞の中、有明コロシアムへと10時の集合に向かった。私個人は有明コロシアムに入るのは初めて。向い側の東京コンベンションホールへは何回も行ったけどね。栃木のアルティメイトZcarクラブ、調布のセントラル20、そして全国に多くの支部をもつD・S・C・Cと約100台近い各年式のZcarが集合して来た。


(2) 多くは顔なじみのメンバー達でしたが全てのメンバー達を招待出来ず一部を代表して今日招かれた各クラブの代表達にとって今日は忘れられない長い1日となったでしょう。

(3) 何故か駐車場入口には多くの消火器が置いてありました。Z=スポーツ・カー=チューニング=不法改造=火災発生???なんでしょうか。日産の広報(グローバル事業部)は招待してくれたけど、やっぱりどこか不安なのでしょうか・・・。ここには撮っていませんがTVや雑誌社など多くの放送メディアが朝から個人のZオーナーに取材していました。

(4) グローバル広報部のスタッフよりZクラブオーナーの代表にNew350Zのエンブレムの付いた皮製の名刺入れが150個のシリアルナンバー付きでプレゼントされました。この皮は実車のZに使用されている素材と同じ物が使用されているとの事。

(5) 会場となる有明コロシアムの入口にはもう多くの報道陣達がスタンバイしていた。又、歴代のZの一部を展示、New350Zも交えて演出していた。入口右側には、これから同時に販売されるZの為だけのグッズ・アイテムも展示。新型Zに対する日産の販売意欲を思わせてくれた。オッ裏口よりミスター・ゴーン氏や中村氏も来られた。ゲット!

(6) 会場内は何とも神秘的な雰囲気。未来を予感させるかのような光とブルーの色彩がはやる気持ちを落ち付かせてくれるが、そんな事は考えていられない。今日は私もメディアの仕事もしなくてはならないから。

(7) 一瞬、光が落とされMr.ゴーン氏があらわれると光線の眩い光で会場内が真っ白になった。目がくらんだかと思うとカバーにしきられていた350Z達がその新鮮なNewカラーのベールをぬいだ。そこには歴代の5代目となる350Zが魅力的な車体を披露した。オ〜ッ!!

(8) 20分程だったが再びあの吠えるゴーン、叫ぶゴーンの雄たけびともとれる力強いスピーチを聞いた。続いて開発主管となって開発を進めた湯川氏も日本的なスピーチをしてくれた。ちょっとゴーン氏よりは迫力に欠けたけど350Zを熱っぽく語る湯川氏にはエリートとしての知性とプログラミング化されてしまった次世代のZの印象しか残らなかった。何かが足りない。血が温かいものが温度が感じられない・・・。そう、片山氏が居ない。日米同時発売、世界同時発表と言う事でMr.片山豊氏はもう海を渡って米国サンディエゴで行なわれる発表レセプションに行っている。

(9) 2人のスピーチが終わり、ようやく会場アリーナが来場者に公開された。私は迷わずレーシングボディのZを見に行った。ここは冷静に一般市販車の350Zをレポートしましょう。

(10) 日本での販売予定車種全般と全ボディカラー7色と次期レーシングモデルを展示。来賓には見やすい展示と各車に付いた担当者からの細部の詳細を尋ねる事が出来た。

(11) もうカタログが入手出来たり雑誌で紹介されるだろうから細部の解説はいらないかも知れないけど本皮シートとシート・ヒーターはセットでのオーダーで本皮シートのみパワーシートとなる。ファブリックシートは手動となっていた。パッセンジャーシートの前のグローブBOXは無し。中央寄りに1ヶだけドリンクホルダーがないぞうされている。(米国向け仕様も同じ)