■2002年4月20〜21日 SEMA INTERNATIONAL AUTO SALON

ロスアンゼルス・ロングビーチで開催されたSEMA INTERNATIONAL AUTO SALONのレポートを紹介します。

(1) ここはロスアンゼルスを南下したロングビーチのコンベンションセンターで開かれた米国版のオートサロンと思って下さい。ちょうど1週間前にここで一般公道を使ってカートのレース(カートと言ってもあのゴーカートじゃないよ)が行なわれました。このコンベンションセンターもピットとして使われ私は友人の誘いでトヨタのVIPチケット(フリーフード・フリードリンク・ピット入りOKのVIPチケット)を頂いていたのですが観戦する事は出来ませんでした。残念でした。まだコース上にはタイヤのスリップ跡がいっぱいありました。OILのにおいもしたな。1月の東京オートサロンも終わった後だったので日本からのチューンドCARも来るとインターネットには記載してあったな。


(2) スケールは東京オートサロンの1/3位の広さ。全体として館内はやや暗かったけどスポコンと呼ばれるスポーツコンパクトCARが一番目立ってはばをきかせていたな。日本のように1BOX、ワゴン車は少なかった。残念ながらZcarは1台もなかった。以外とGT-Rが多かったのには驚いた。R32、R33、R34と全部揃っていた。僕等のような東洋人はいっぱいいるしコンパニオンのモデルにも東洋か日系のグラマラスな女の子も多い。しかしほとんどは現地の人。僕等が日本から来たとわかるとほとんど必ずと言っていいほどGT-Rの事を聞かれる。今年スカイラインが北米で販売されるからとの話しが流れていたせいである。


(3) ここでよく見ておきたかったのが車体ボディーへのデコレーションである。素晴らしくよくアートされたストライプやデカールペイントなどが見ているだけで楽しくなる。エンジンルームへのこれでもかと思うクロームメッキやポリッシュがもう見慣れてしまったアメリカでもやっぱり素晴らしい。

(4) 会場には多くの日本のアフターマーケットのメーカーも来ていた。もちろん米国内のエンジンチューニングSHOPや今流行の電装メーカーなども派手なデコレーションや音楽を流してくれた。

(5) こちら米国でもモデルのお姉さん達は叶姉妹か梅宮アンナ。ダイナマイトボディで自分達のポスターにサインをしてくれた。スッゲ〜。油濃そうだけど人懐こくてキュートでした。

(6) USA HKSのブースには日本未発売のカーボンマフラーのZ32用が展示してあった。こちら米国内ではチタン製マフラーは高価すぎて販売にはあわないようだ。2年ほど前からアペックスが3年間保障を打ち出してからHKSなど各メーカーも3年保障に乗り出した。詳細を聞きたかったけど豊田氏は忙しそうに接客に追われている様だったので聞けなかった。

(7) 米国日産のブースも来ていた。受付けのNISSANスタッフの彼女を最初にゲット。展示車両はアルティマとニットラ(ダットラ)。スーパーチャージャー付きの4ドア・ロングボディ(日本未発表)車。彼女からは350Zのカタログを大量にいただきました。Thank you!!

(8) APCのデコトラ(デコレーショントラックでレーシングカーが2台入る)にプリントされていたD.A.R:Eの文字。ドラッグ(麻薬など)から子供を守ると言う為の麻薬撲滅キャンペーンの組織の頭文字。各地の麻薬ディーラーから没収したフェラーリやポルシェ、300ZX、コルベットなどに、このロゴをプリントして米国のミニカー(実車と同じ)でも販売された。 (レポートHiro記)