■2002年10月19日 STILLEN NISSAN DAY <PART-1>

10月19日(土曜日) 10:00〜4:00 ロスアンゼルスを南下したコストメタにてスティレン社のオープンハウスが「日産Day」として開催されました。昨年まではスティレン社のオープンハウスとして開催されていましたが今年から10月は「日産Day」となったようです。今回は何と言っても350Zが主役となってのオープニングでした。

(1) まずは会場入口付近に駐車していたZ32の仲間達をゲットしてみましょう。日本仕様のコーナーランプや日本製のエアロパーツを装着したZ32達。又、見た事無い形状をしたエアロパーツもありますが日本製のパクリ製品も多くあります。こうしたFRP製のエアロパーツは複製品が作りやすい為、主力メーカーでは近年ウレタン製やカーボン製などにシフトしています。


(2) スティレン社は「日産DAY」と言う事で他の多くの日産車も参加していた。'86年のマキシマはヘッドライトを4灯方式に加工していた。ヘッドライトはBMWを流用。スモークのライトカバーはアフターマーケットで売られている。インフィニティG35(スカイライン)も参加。と言ってもアメリカ的なノーズマスク付きは初めて見た。赤色ボディーのセントラ(サニー)はカミナリのエアロを付けたフルチューン車。カーボンフードにクリアーレッドをペイントして一体感をディスプレイしている。昨日このセントラは北米日産本社のモータースポーツ部や開発部の駐車場にとまっていたな。以前ターボチューンと言う米国の雑誌にレポートが出ていました。チューニングはWOLF TECH nology。日本では販売されていないアルティマ(ALTIMA)。パフォーマンスはMOSSY。ラジエターグリルは最近流行しているフラット・ステンレス製。ディーラーでも販売しているよ。


(3) 黄色の240Z。Gノーズ付車は一見Mr.kの240Z風だったけどコピー版でした。Gノーズもコピー製品だったけど完成度はGOOD。NEWの350Zは20〜25台ほどの参加。ガンメタ色のZ32は350Zの純正ホイールを履いていた。タイヤもそのままでフェンダーから見てもベストマッチング。君も考えてみる?

(4) このZ32のフード(ボンネット)はスティレン社のカーボン製。前回アップのレポートが出来なかったのでコーナー部の詳細をアップします。3層コートをしたカーボン繊維でややその分重くなってしまったがコーナー部(縁)の仕上がりがとてもよい。

(5) Z32系のレポートが多くなってしまい他のZ達には申し訳なかったけど、ここスティレン社には圧倒的にZ32が多く集まってくる。又、多くのエアロパーツも一番豊富にマーケットにあるのもZ32系。参考に米国内でのZ32の中古車価格は日本の2倍〜3倍。'90のNAでも5,000ドル位(約62万円)。スポーツカーとして米国の若者には高級車。そして絶対的なステイタス車。ベイサイドブルーのZ32はスティレン社のフロントスポイラー・タイプGTZ-RZ。フードやサイドステップは他社製だけどどこかは不明。

(6) 会場入口近くに止まっていた350Z。このブリックヤード色(AX8)は日本国内には設定のない色。又、内装もフロストと呼ばれてるアイボリーグレイ色の本皮シート。シートだけでなくダッシュボードや内装材も同色系でまとまり気品や高級感をアップさせている。ちなみにこの350Zはテスト車のようで車体や内装に多くの傷や汚れが見られた。ノーズマスクが付けられたりスプラッシュガードが無色で右側だけに付けられていたのでフィッティングなどのテスト車かもしれない。ナンバーは北米日産所有車。こうゆう350Zを持ってきてくれるのも米国日産のオープンな所ですね。今回の訪米ではこの同格同色車を1台発注した。入庫は来年だけど。もちろんお客様からの注文車ですよ。

(7) 会場はSTILLEN本社の駐車場内を開放。もちろん入場は無料。しかもなんとフリードリンク・フリーフード。つまり食べるも飲むもまったくの無料。コーク、スプライト、オレンジ、ウォーターそしてホットドック、ポテトとスティレン社のスタッフ達が忙しく配りミートを鉄板で焼いていた。Tシャツやポロシャツは50%OFF位。多少の汚れはあるけど私の狙いは1点限りのテストピース品。今回はウールの黒のウインターセーター。フィッシャーマンセーターのようなセーターで20ドル(約2500円)でした。通常品でも安くなっているし外した純正パーツなども格安で販売していました。