■SEMAの事前レポート <PART-1>


STILLEN 350Zスーパーエアロフォルム。10月19日のNISSAN DAYでも公開してありますがもう一度ここでも公開しておきます。


もう1社。カルフォルニアを代表するエアロショップの老舗と言えばもうここしかありません。その商品はFRP、ウレタンフォーム、カーボンと総てを自社内で塗装までこなしている。最近ではハリウッドの映画撮影用のプロテクターや甲冑などを特注納品しています。10月の17日と18日の2日間訪問してきました。当時はSEMA SHOWに向けた350Zを製作中でしたが私達の為に公開してくれました。フルブラックの350Zはグレイトの一言でした。 Kaminariー社 Garden Grove

(1) フロントスポイラーはロアー部分のチンスポイラー型。マスタースポイラーであった為かなり重そうだったけどその仕上がりは最高。フード(ボンネット)はカーボン製でまだダクト部は開放されていなかったが表面の処理や細部の仕上がりはさすが手馴れたカミナリ社の仕事だと思った。リアスポイラーはZ32のデザインデザインメージ(ピートブロック氏のデザインによって有名をはせたZ32)


(2) 案内をしていただいたカミナリ社の工場内部の作業現場を一部紹介いたします。驚くほどの在庫量と生産ライン(ウレタンスポイラー、FRP、カーボン、ジュラルミン各種)を持った大規模な工場で圧倒されてしまいました。何度となく移転やオーナーが変わっているKAMINARI社ですが今やハリウッド映画社からも依頼を受けてカーボンパネルにて未来のボディープロテクターを試作していましたよ。


(3) もう一社は本家北米日産モータースポーツ部。10月18日訪社中に偶然内装が仕上がって納車されて来た時に来ていたので担当主任のスティーブ氏が公開を承諾してくれた。真っ先にスティーブはMr.Kバージョンと言っていた。確かに色はイエローパール色。車高は下がっていたけど内・外装共に市販バージョンのツーリングモデル。ホイールなど一部まだ手を加える個所はあると言っていたけどブレーキやホイールも19インチにアップするだろう。内装も全部ばらして塗装やシートの表地を変えていた。外装では別に特筆すべきものは無かったのだがSEMA SHOWではRrウイングが装備され2ピースローターのブレンボーなど重装備をしてきた。ウインドに貼られたaxisはこの350Zを仕上げたコンプリート社のネーム。USAニスモの350Zは撮影出来なかったけど日本人のチームはガードが堅いよと言っていたな。

(4) さてこの頃のロスアンゼルス市内やカルフォルニアの郊外やフリーウェイでも走行中の350Zは2台しか見る事が出来なかった。ほとんど1日中走り回って(仕事ですよ)いたが町内でも駐車場にあった2台の350Zを見ただけ。広告も探したけど(フリーウェイから見えると思ったけど無し)北米日産の本社ビルの広告にはビックリした。

(5) 町のディーラーで見たのはサンセットオレンジのバナーだけ。でも私はとっても気に入った・・・。(もうDFで使用してるけど!)

(6) フリーウェイからようやく見つけたのがこの広告ボードだけでした。