■2004年4月23日〜25日 9th Z-car West Coast Nationals のレポート <PART-1>


第9回となりました、Z-car West Coast Nationalsが今年もカルフォルニア州オレンジカウンティーにて開催されました。

今回は、大きなイベントを抱えた”Z Day”となるカルフォルニア州です。その始まりと言ってもいいでしょう。
もちろん本国日本でも多くのZクラブが、米国に負けずと素晴らしいイベントを開催していますね。       


(1) もう常連のようにこちらのサイトを、毎年ご覧いただいています方々もいらっしゃいますが、初めての方もいらっしゃい
ますので、一部重複して記載いたします。

早朝より、キャノピーの設営や会場の準備をしています。
会場と言っても、実は一般の車道を仕切ってのEVENT会場作り。ちょっと日本の常識では考えられませんが、ここは米国。
早朝の何もない様子がお分かりいただけるかと思いますが、全米から続々とNISSAN”Z”カー達が集まって来ました・・・。
左下のストリートが、会場となり左右に分かれてZcarを駐車・展示するのですよ。

(2) 毎年のことだけど、いや〜っ、このZZZZZsssssは凄いの一言・・。
    ・・・・まさに言うよりも、見るが早しのことなり。
世界中のスポーツカーが多くあっても、単一の車種でこれだけの愛好者(車!)が一同に集まれるのも凄いこと。
NISSANがこうして積み重ねてきた成果が、ここにあるかのように思えます。
もしかしたら、NISSANが赤字経営をしてしまった一端がここにあるかも知れませんが、Zと言うスポーツカーを世界中に送り出して来た
自動車会社としての使命に賞賛を贈りたいと思う。
そしてまた、今ここにNISSANのフラッグシップとして甦ったことは、新生NISSANの誇りとなり新たな伝説を今まさに構築しようとしている。
その流れはもう誰にも止めることは出来ないし、それを受けて育てていくのはあなた達オーナーです。

(3) 今年の参加台数・ご来場数はまだ聞いていませんのでわかりませんが、昨年以上か同等位だったかと
思います。ちなみに昨年の2003年の参加台数は約600台。来場者数は10000人以上でした。
S30系の保有台数が多いことは周知のことですが、相変わらずガンガンいじりまくっている元気なオヤジが
いるこの国が面白いですね。 S30にアメリカ原産のV8がその象徴かな・・。


(4) Z32は日本でもこちら米国でも若い人たちの人気車ですね。
ツインカム・ツインターボなどと、重装備車ですが高級スポーツカーとしてのステイタスなZの代表格でしょうか。
エンジンのチューニングだけでなく、ドレスアップしたエンジンルーム。同じく車内の内装、超々の高級オーディオシステム・・自宅にも無い凄さ!
車体ボディーへのデコレーションもアートになりつつありますね。 


 
(5)もうちっとZ32を見てみましょうか。
Z32は日本市場の中古屋さんで底値の安さですが、Z32は紛れもなく高級スポーツカーですね。
彼らのZ32は、まだまだ毎年進化を続けています。
よ〜くっ見て参考にしてください。  大きなお金をかけなくても、少しずつ自分らしいZに仕上げて
いきましょうか。

(6) ちょっとここでS130型の10thアニバーサリーについて紹介しておきましょう。
もう何度か登場していますが、1980年に北米ではZ販売10周年を記念してこのモデルが販売されました。
当時は米国内でこの限定ZのCMが流れ、多くのファンを今日まで保有させてきた起因でもあったしょう。
車両色はツートンカラーでこのブラック/ゴールドと、ブラック/レッドの2色がありました。内装色は前車がベージュ、後車がレッドでした。

ホィールも特別なものではありませんでしたが、前車がゴールド、後車がブラックでした。
エンブレムは左右のフェンダーとリアーゲートの中央に、シールでしたが"10th"のエンブレムをあしらってありました。
モールディングは総てブラックアウトされ、コンソールのオーナメントも車体シリアル番号の入った特別(これのみ米国NISSAN製)な物
でした。
同じ時期に日本でも米国インポート・ベストスポーツカー受賞記念で同じようなS130型Zが、販売されましたね。
いすれまたの機会に、もっと詳細とこぼれ話を記載してみます。(日米の比較?)


(7) 今年で2年目を迎えた350Z。昨年はまだまだノーマル車が多かったのですが、流石に今年は、チューニングカーが
多く集まって来ています。 代表格はエアロですが、カーボン製がやたらと多い・・。
またエンジンチューンは、ツインターボ・スーパーチャジャーなど多くの機種を見ることが出来ました。
もちろん、スーパーオーディオもね。
右下の段にある350Z(デイトナブルー)のロードスターは、後に北米日産のショールームで見ることとなりました。
このロードスターのエアロは、フル・kaminariUSA社製ですよ。


(8) まだスーパーチャージャーについては、そのスペックや詳細が不明ですが、次回のレポートでお伝え出来ればと思っています。
Stillen社や

(9)パフォーマッマンスNISSANの350Z。2台あったのですが、もう1台は後の紹介いたします。
新しい新型のZが販売されたことで、いままで無かったショップやディラーが進出してきました。
とっても良いことですね。 これは日本でも同じですが、こちらはディラー(NISSAN)がレースに参加したり
その広告・宣伝のためにこうしたパフォーマンスを展開してくれるのが嬉しいです。